2019年12月01日

M警察署長の優雅な勇退生活


小生も警察組織を離れ既に10年余り、年金の支給年齢に到達
致しております。しかし、健康上の問題から早期に退職を強
いられましたため、支給額は贅沢が出来るほどの額ではなく、
また、退職金も身体をすり減らした割には、北海道知事一期
分の退職金にも到底及ばないのでございます。もうやだ〜(悲しい顔)


小生、在職当時からメニエール氏病という厄介な病を抱えた
ために地域課での現場勤務はかなり堪えました。だからと言
って内勤での日勤勤務に異動をさせられる道理もなく止む無
く退職の道を選んだのでございます。とにかく、この病を抱
えての24時間制勤務はなかなかの厳しさでございました。


メニエール病の発症当時の小生は北海道の大都市H警察署の
交番に勤務しており、その多忙さゆえか疲労が蓄積していた
のであります。田舎署とは違う激務の連続の中で発症したの
ですが医師の診断はただ、「ストレスが原因でしょう。」
というのみでありました。まあ未だ原因不明の病は、ほぼ
全てこのような診断なのであります。


しかし、ストレスの存在しない理想的職場が今の日本に存在
するのでございましょうか?


特に小生の勤務していた末端地域警察は、その勤務は3日に
一度の当直制で睡眠時間もままならず、絶えず制服姿で、
外に出れば一般人の衆目に晒され、下手な言動や態度に上げ
足をとられ・・


一たび事件事故が発生すれば非番日、労休日もなく、こき使わ
れさらに内部にあっては高圧的、実績主義を押し付ける愚将の
ような警察幹部殿の叱咤激励?に晒されながらも、とにかく
絶えず緊張の連続の中での制服警察官生活でございました。


相手にしてきたのは政治家、医師、主婦、子供、さらに暴力団
などの犯罪者から薬物中毒者、精神異常の方、愚連隊、暴走族
極左翼学生、風俗のお姉様達、事案にあっては悲惨な交通事故、
列車事故の死体、溺死体、焼死体、腐乱死体、首吊り死体等々、


まあ、ストレスなしで仕事していく自体、無理な職場でござい
ます。それがいやな方々は早々と昇任試験をとって、そのよう
な煩わしい現場から逃れるしかないのであります。


しかし、小生は頭脳も悪く、柔道や剣道に卓越していた訳でも
なく、仕事の要領も悪く、ただ上司に反抗するのが生きがいで
過ごしていたため、仕事人生の三十数年間を、現場のみで勤務
してきた訳でございます。


このような状況でございますから、退職のときは、慰留を求め
られるどころか、幹部殿の顔には厄介者がいなくなるという
ような喜びの表情が窺えたのでございます。


まあ、振り返れば組合活動皆無の中の下層労働者でございまし
たから、当時の小生はとにかく警察幹部殿に盾突く不届き者で
ありましたから、このような結果になったのでございましょう。


話は飛びますが、その一方で、既に在職時に自宅を御購入なさ
れ退官後、非営利法人の交通安全協会にめでたくも天下りなさ
れましたM署長殿のような立派な方もおられ訳でございます。


この方は在職当時の当初、小生には外見上、真面目な署長殿と
お見受けしていたのですが、小生の目も節穴でございましたよ
うで退官すると同時に奥様と離婚されたとの事でございました。


その理由はと言えば女性問題で御座いました。
署長様ともなれば、色々とオモテになるようで? 
在職当時から女性関係の噂が絶えなかったようであります。


まあ、しかし、その元署長殿が女性をつくろうと、それは
ご本人の甲斐性なのでございましょうから、小生ごとき万年
二等兵の平で終えた者が言える立場ではございませんがわーい(嬉しい顔)


その署長殿が女性と正式に籍をお入れになったかは定かでは
ありませんが、その女性には別に立派なマンションを買い与え
たそうでございます。さすが、警察幹部殿でございます。
退官為さった後、別に新しいマンションを購入できる程の余裕
がどこにあるのでございましょうか!


しかし、この署長殿も在職当時、小生のような端くれ警察官に
毎朝礼時において、厳粛にも警察職員の信条を唱和させてい
たのでございました。確か、その最後でありましたでしょうか、


 「警察職員は清廉にして、堅実な生活態度を保持する。」


という一節があったように思いましたが、小生など、この一節
に限っては職務倫理の以前に堅実な生活態度以外に選択の余地
のある身分ではなく、平素から絶えず質素を旨とする生活でござ
いました。


同じ組織に身を置きながら警察と言う組織は不可解でございます。
そして、元署長殿のような方こそ、この信条の一節をどのような
面持ちで御唱和されていたのでございましょうか、今さらながら
に知りたいと思う心境でございます。犬




※  今日のメッセージ

    その日一日、その場の一時間、今の一分一秒をを大切にいきる 
  事です。明日のことを思い煩うことなく、<今>というときに
  最善を尽くすのです。


   あなたが煩悩を持つ人間的存在であり、しかも未熟であること
   は、神(創造主)は先刻ご承知です。

   だからこそあなたは地上に来ている訳です。もしも完全であれば
 今そこに存在していないはずです。地上生活の目的はその不完全
 なところを一つでも無くしていくこと、それに尽きます。

 
           -引用文献:近藤千雄 訳編(2016年):ハート出版
                           新装版:シルバーバーチ今日のことばp109-




posted by 如月 at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 回想記
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