2019年12月18日

ある警察公宅の怪

それは小生がA方面W署に勤務した時のことでございます。
入居した官舎は1棟4世帯小生宅は西側1階に入居しておりま
した。東側1階には同時期に異動して来た後輩のK巡査の家族が
居住しており、K巡査も同じ管理係に所属しておりました。


赴任後、半年程過ぎた頃、K巡査と同じ当直となり雑談を交わし
ていると突然K巡査が小生に

     「官舎で変わった話、聞いてない?」

と質問してきたのです。小生は怪訝に思い

     「いや別に聞いてないけど、何かあったの?」

と質したところ、本人は躊躇いながらも

     「話して大丈夫?」

と念を押して言うので、小生は

     「何か気になるな、話してみなよ!」


と返すと、K巡査が恐る恐る話してくれた内容は数年前に、
小生たちの入居している官舎で警備課の幹部が首を吊って
自殺をしたということでありました。


自殺をした理由は、未だはっきりとした事は分からないそうで
すが、噂の範疇では道警本部の外事課から最果ての僻地に単身
身で左遷されたことを本人が苦にして、自殺したとのことで
ございました。


しかし、警備課の外事係長として最果ての港町に異動したこと
を左遷されたと思うこと自体、何かエリート意識が強すぎると
いう感覚でありましょう。外事課なら当然、北海道内の港町署
に異動すると言うことはよくあることで、当人がかなり本部で
の生活が長く僻地異動を想定していなかった性なのかなと思う
のです?


偉くなっていく人の中には、なにか道警本部の勤務に固執して
それ以外は警察幹部の道ではない。と誤認している方もおら
れるのかと思うのでありますが、そのような方は、万年小規模
署の地域勤務員として勤務した小生の経験から、若いエリート
幹部には以外と多い考え方なのでございます。


さらに話は続くのです。その自殺された幹部の部屋はK巡査の上
階の部屋であり、警備課幹部殿のなくなった後、署の幹部殿は
独身の若い地域課の巡査を2名入れたのでした。


普通であれば独身者を官舎に入れることは、あまり例がなく、
まあ、署としてみれば、部屋を空きにしておくより、署員に入っ
てもらった方が管理上もよく、また、民間のアパートを借りる
より独身者はお得なわけです。


しかしながら、なんと申しましても、そのような曰くつきの部屋
でございますから、本人たちも入居する事に躊躇ったそうです。
しかし、署の幹部もいつまでも、そこを空き部屋にしておくのも
色々な意味でまずいと思ったのか、強制的に入れられたような
となったのでございます。


ところが、どういう訳か二人の独身者は非番、週休などほとんど
その部屋に帰宅せずに深夜寝るときだけに戻ってくると言う有り
様だったようです。現に小生が居住していたときも、彼らの出入
りする姿はほとんど見かけませんでした。


彼らにしてみても、そのような曰くつきの部屋に複数で居住して
いるとは言え、精神的にはかなり薄気味が悪かったのかも知れま
せん。ところが、問題はK巡査の奥様でございました。


この方は非常に霊感の強い人で、その部屋がそのような曰くの
ある部屋であることなど露とも知らなかったのですが、
旦那さまのK巡査に


   「あんたの当直の夜に、何度かテレビの後ろのベランダの
    ガラス越しに中年風の男の人が寂しそうにじっとこちら
    見ているんだけど・・・」


と話したそうで、その時は初めてK巡査は、上の部屋の事情を奥様
に説明したそうでございます。小生と言えば、怖がると困るので、
家内には、その署を異動した後に話したのでございますが、当時
K巡査の奥様から既にその話を聞いていたようでございます。 


これもまた、後日談なのですが、警備課の幹部殿が自殺された夜、
署の管理室内には変死事案もないのに、線香臭が漂っていたと、
当時、管理室に勤務していた数人の勤務員が申しておりました。


まあ、小生に限らず、警察に身を置いた方であれば、一度や二度は
この件に類似したお話を耳にされている方も多いと存じますが・・


ただ、このような事案があったとき、警察幹部は、その宗教観の
如何を問わず、形式的とは言え、自縛霊とならぬよう、また霊を
慰める意味でも官舎のお祓いをすべきか思うのですが?


人間の霊、特に地縛霊や憑依霊は霊感の強いものに憑依し、何かと
悪さをするというお話もございます。あなたの家族にそのように霊
感の強い、敏感な方いればなおさらのことでございます。


警察の幹部殿はかなり鈍いので気がつかないと思うのでございます
が、また、知っていても署員には黙している所属もあると思うので
す。あなたが今お住いの官舎もそうでないと言い切れないのでござ
いますよ!がく〜(落胆した顔)



  ※  今日のメッセージ 

       今の時代最も必要なのは、簡単な基本的真理ー墓場の向こう
  も生活があること、人間は決して孤独な存在ではなく、見捨て
  られることもないこと、

  宇宙の隅ずみまで大霊(創造主)の愛の温もりを持つ慈悲深い
  力が行きわたっていて、一人ひとりに導きを与えていること、
  それだけです。


               -引用文献:近藤千雄 訳編(2016年):ハート出版
                            新装版:シルバーバーチ今日のことばp035-





posted by 如月 at 20:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 回想記
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