2020年09月19日

機動隊米国領事館勤務の実態

以前にも機動隊の勤務体制については少し触れましたが、前回はその勤務環境
をお話ししたのですが、今回は当時の勤務形態についてご説明致します。


在隊時における勤務は日勤制であり、基本的には午前中は警備訓練、午後は
座学や屋内外において術科訓練(剣道、柔道、逮捕術など)及びスポーツ活動
(野球、サッカーなど)


座学については、主に分隊長(巡査部長)の法学講義が行われ、これは昇任試験
に即して行われる教養でございました。


日勤の勤務体制について述べても、大した意味はないので派遣時における勤務
の実態についてお話いたします。


勤務場所の詳細は、以前に詳しくお話していますので割愛させていただきます。
今回お話しますのは、数カ所ある内の一つで、札幌市内に所在した米国領事館
の勤務についてです。


当時は現在の場所とは違い、中央区内にある厚生年金会館に隣接しておりまし
た。ここでの勤務は24時間体制で、勤務員が朝に交替し、3名の勤務員が交代
で翌日の朝まで勤務するというものでした。


日中は3名が交代で休憩を取りながら、施設内外の警戒、立番、警らを実施する
のでございます。施設正門前には電話ボックスのようなガラス張りの警戒
ボックスの中で警戒するのです、夏は良いのですが冬は小さな電気ストーブ一つ
で朝まで警戒にあたるので、結構厳しい勤務でありました。


ボックスとはいえ厳寒の外で勤務している状態で、支給された毛布などで足を
暖めながら朝まで耐え抜く勤務で、小生にとっては何度勤務しても慣れることの
ない勤務でございました。


このような勤務をしている米領の横には厚生年金会館があり、その出入口前で
小生等と同年代くらいの若者数人が深夜にカセットテープ音楽を大音量でかけて
踊りを踊っているのでした。余りうるさいので注意しに行くと、翌朝、来館する
西城秀樹の当日チケットを買うために、その時間帯から待機しているとのことで
御座いました。我々と違い、このような若者にとっての寒空は期待と踊りによっ
て寒さなどは「なんのその」なのでございましょう。


勤務は3交代制に分けられ、早寝、中寝、遅寝をするのでありますが、当時新兵
である小生などは遅寝に当たることはなく早寝勤務が多く、まさか先輩を差し置
いて、遅寝することなどできず、ほどんど勤務は早寝で19時30分〜23時30分、
とてもこの時間帯に熟睡は不可能でございました。


さらに諸先輩は、寝酒を嗜むので寝る前に寝酒の準備をするのも小生等の仕事なの
でございました。そのため、夕方になると、目立たぬように制服の上から私服の
ジャンパーを羽織り、近くの自動販売機を探し、先輩の寝酒を購入しに行くので
あります。まあ、小生は下戸なので寝酒は必要はないのでありますが、このような
姿はとても厳正な勤務とは言えないのでございます。当時の上司も気づいていたと
思われますが、多分見て見ぬふり、小生、初めての勤務の時には先輩達の悪しき
習慣に驚愕したものでございます。


小生は警察組織が初めての職場ではなく、民間の企業にも働かせて頂きましたが
その職場にも当直勤務があり、睡魔に負けずに頑張りましたが、流石に仕事中に
飲酒する先輩や同僚は皆無でございました。


ですから、警察組織という一般人の模範(?)となるべき人間が民間の労働者より
も悖る勤務をしていると現実には驚かされました。


確かに、当時の米領の休憩場所はボイラー室でございまして、酒でも飲まなければ
ボイラーの轟音がひどく、よほど慣れなければ安眠するなど不可能でございました
たが、飲酒運転ならぬ飲酒勤務はけっして褒められたものではないのでございます。
しかし、管理する組織にも勤務環境の是正する責任はあるのです。当時小生等の赴
く場所は、ことほど、お世辞にも良好な勤務環境とは言えない場所ばかりでござい
ました。


このように警察組織では、小生のように(?)愚直かつ、正直に勤務を実践する
ものが一番評価されなかった。と言う現実がでございます。昇任しかり、功を労わ
れる者は大方このように要領を本分とすべき狡猾な者が勝利する世界なのでござい
ます。


それが証拠に数年後に相勤した先輩殿は、既に警部殿になっておられました。
さぞ、猛勉強をなされたのでございましょう!

かたや小生はと言えば、上司に逆らい続け幾星霜、機動隊時代と同じ地位なの
でございました。



 ※ 今日のメッセージ


 今こそ人類は大霊とその摂理へ回帰しなくてはいけません。イヤ、

すでに回帰しつつあります。私の目には、ゆっくりとではあります

が、大霊の摂理が地上界に具現しつつあるのが見えます。



何よりもまず人類が知らなくてはならないのは、大霊の恩寵は

みんなで分け合わなくてはいけないということです。現在の地上には

今日の食べものに事欠く人がいる一方で、有り余るほど貯えている人

がいます。もちろんこれは間違っています。余るほど持っている人は

足らない人に分けてあげなくてはいけません。別に難しいことでは

ないと思うのですが……



また既得権を取り壊す必要があります。摂理は寸分の狂いもなく働

きます。あなた方が自分のことを忘れて人のために精を出す時、

あなた方を通して大霊が働くのです。あなた方だけではありません。

人間の全てに言えることです。それは無理ですとおっしゃるかも知れ

ませんが、私は可能だと申し上げます。それが人間としての正しい

生き方だからです。摂理は完ぺきで、ごまかすことは出来ません。

その摂理を一つでも多く学び、それを実行に移さなくてはいけません。



長いあいだ人類は、本当は取り壊すべきものを構築することに自由

意志を行使してきました。その結果として生じた暗闇に、今ゆっくり

と大霊の光が射し込みつつあり、混乱と無秩序の中から新しい世界が

生まれつつあります。そこには最早や持つ者と持たざる者といった

不平等も不公平も差別もなく、大霊からの賜(たまもの)が全ての

子等に平等に分け与えられるようになることでしょう。



              −引用:シルバーバーチは語る 

                  第4章 明日の世界・・抜粋−

      



posted by 如月 at 16:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 回想記